今の農業は、キャベツの産地はキャベツだけを作り、レタスの産地はレタスだけを作ります。単一作物を作ることがもっとも自然に反していることで、同じ害虫が大発生する原因にもなり、農薬づけ栽培を余儀なくさせるのです。本来自然というものは混植であるべきです。いろいろな作物が植わっていれば、一種類の害虫や病気の大発生を防げるのです。この考えをさらにすすめたのがコンパニオンプランッです。共生植物という意味で、人間にも相性というのがあって、相性のよい人とわるい人がいるものです。植物にも相性があります。いっしょに植えたりするとお互いによく育ったり、逆に成育が悪くなったりします。これはぜひ覚えておいたほうがよいでしょう。相性のよい組み合わせは、つぎのような型があります。●日照を好むものと、日陰を好むもの。●根を深く張るものと、浅く張るもの。●養分を多量に必要とするものと、少量でよいもの。●虫が好むものと、きらうもの。●成長の早いものと、遅いもの。●花が早く咲いて天敵を呼ぶものと、花が遅いか、花をつけないもの。●ある虫により好まれるものをわなとして植えて害虫をひきよせ、作物を守る。相性の悪い組み合わせもあります。